第126回

随想第127回

菊地・小園法律事務所 弁護士 小園 彰 「正義は勝つ」 菊地・小園法律事務所
弁護士 小園彰

  中学生のときに、弁護士のドラマ「正義は勝つ」を見て憧れて弁護士になろうと思いました。その後、高校時代、やんちゃというとカッコいいですが、鬱屈した、屈折した高校時代を過ごし、問題を起こした少年に対して様々な支援する、そんな弁護士になりたいと思っていました。
 実際に弁護士になってみると、自分の名前で勝負をする、ベテランも新人も関係ない世界であり、やりがいを感じるとともに、責任の重さ、怖さや孤独を感じました。
 そうこうしているうちに、独立を経て、あっという間に弁護士になって、13年が経過し、現在に至ります。
 弁護士としての業務をやっていく中で、心がけていることは、せっかく私に相談にいらしていただいた、依頼してくださっているので、どこか一部分でも構わないので私だからできること、自分にしかできないことを少しでもやってみるということを心がけています。
 そして、相談や案件を対応する中で、相談者・依頼者の悩みや不安を整理し、悩みや不安をこちらが引き受ける、受け取るということを意識しております。様々な個人なトラブル、法人であっては、労務、法務的なトラブルが発生すると、時間がとても取られますし、なにより、ずっと頭の片隅から離れず、絶えず気になっている状態だと思います。そうなるとやはり気が滅入ってきますし、法人の代表者であれば、本来やるべき営業、経営戦略に注力できません。その悩みや不安を整理して、引き受け、本来の明るさを取り戻してもらう、本来やるべきことに集中してもらう、それが私の役割かと思っております。
 今でも忘れられない、とても印象的な出来事があります。それは、ある方から法律相談を受けたのですが、その相談が終わった際、その方が、「相談を受けてくださりありがとうございます。おかげさまで今晩はゆっくり眠ることができます。」と満面の笑顔でおっしゃっていただいたことがあります。その笑顔は今でも忘れることができません。
 もちろん、日々精進しなければなりませんし、悩みや不安を引き受けることは、その責任はとても重いものがあります。
 皆さんの笑顔のために、これからも研鑽を積んでいきたいと考えてります。

次回予定は……ファンプレイス 代表 鈴木美保子 様