第93回

随想第93回

株式会社ニア 代表取締役 木皿 譲司 Afterコロナ、問われる資質 株式会社ニア
代表取締役 木皿 譲司

新型コロナウイルス感染症影響への対応も1年以上が経過する中、社会の様々な面で生活様式の変化が取り上げられ、現在ではそれらの変化が定着しつつあります。

この新しい変化は、経済の面においても顕著に見られ、厳しくもより生産的な未来の創出を業種問わず全ての事業に試練として与えているかのような状況でさえあります。

「事業転換・事業見直しの契機とする」「ピンチをチャンスに変える」という言葉もコロナ禍では多くの事業家の方々が口にされ、耳にする事もあったかと思われますが、新型コロナウイルス影響から1年以上が経過した現在、実際に実現又は具体的な計画として進行出来ているかどうか、真価が問われる段階に差し掛かっていると感じます。

新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、事業再編等、企業の思い切った事業再構築に関する補助金の公募も大きく打ち出されている中、コロナ禍中において、自社の良いところは勿論、目を背けたくなるようなことにも真正面から向き合い、自社の未来や可能性について思案を巡らすことが出来たか、現在問われている経営者の資質は、経済資質とは別に事業家として事業そのものに向き合う姿勢ではないでしょうか。

どのような目的を掲げ、新たな自社サービスの可能性を具現化し、社会や市場により良い影響を齎すことが出来るか、それを新たな使命として会社全体に共通認識させ、共通の想いで市場を開拓することが出来るか、創業15年の若い会社ながら、私自身も周囲の事業家・起業家の熱量や行動力に励まされながら、この時代に攻めの姿勢で向き合って参りたいと考えております。

意識と行動、そして習慣さえも変える程の強い意志と行動力をもって、地域経済の再建・再構築を成すことで、多様で持続可能な新たな経済ネットワークが東北を起点に創出されることを目指し、地域全体として創始の想いを尊重し、新分野への挑戦・可能性と意思を育んで参りましょう。

次回は坂部印刷株式会社 常務取締役 坂部経洋様