第51回

随想第52回

近藤章功 “人を思う気持ち”“街を思う気持ち” 日本たばこ産業株式会社 東北支社支社長 近藤 章功

今年初めて、青森のねぶた祭りと仙台の七夕祭りに参加しました。参加と言っても、一緒に踊ったり・作ったりするのでは無く、「ひろえば街が好きになる運動」という「ごみを拾う事で街を美しくし、また捨てない事を学び、街を好きになってもらう」というイベント実施を通しての参加です。仙台に着任する前の四国でも徳島の阿波踊りや高知のよさこい祭りなどでも同様の形で参加しました。どの祭りもこの運動には1日に500人~1000人以上の方が参加されて、地元の方は「自分の街をきれいにしてお客様を迎える」、来場者は「自分たちのごみで、街を汚すことをしないようにする」事を目的に実施して頂いています。この運動は全国で実施しており、2004年の開始から累計で170万人以上の方に参加して頂いています。参加された方々には家族や友人が多く居る事を考えれば、日本中で大変多くの方が自分たちの手で自分の街を守っていらっしゃることが判ります。これは、日本人が持つ独特の文化や感性では無いかと思っています。誰かに言われたり、規制されたりする事で、同様の環境を作る事はできますが、“人を想う気持ち”や“街を想う気持ち”は出来ない。これからもこの運動を通して、日本人独特のこの感性を守っていきたいと考えています。

さて話しは変わりますが、貴組合では「喫煙環境店頭表示」の活動に取り組まれていると聞いております。飲食店は食事やお酒、会話などを楽しみ、また商談や待ち合わせなどと様々な用途で利用されます。弊社が扱う商材のたばこに関しても、「吸われる方」「吸われない方」の両方が利用されております。飲食店をご利用するすべてのお客様が快適に過ごせる環境作りのための「分煙」は一つの方法であります。ご来店されるお客様にとって、喫煙環境の店頭表示によって、そのお店がどんなお店なのかを知って頂く事は大切な事であると考えております。

私たちが生活する街をきれいにする事、またどんな街やお店なのかを知ってもらう事で、安心で、大好きな自分たちの街にしていける事、そのためにJTは今後も最大の支援と努力をさせて頂きたいと思っています。

次回は一般社団法人 宮城県建築士事務所協会 会長 栗原 憲昭氏