第2回

随想 絆 第1回

公平 有史 古い時代のものがリメイクされ、新しい時代を動かす ㈱安全調査機構 代表取締役社長  公平 有史

宮城県社交飲食業生活衛生同業組合、上村孝理事長以下約4千会員の皆様、平成25年(皇紀2673年、西暦2013年)の正月を家族ともども御元気で平穏にお迎え出来たこととお慶び申し上げます。

一昨年の東日本大震災から間もなく2年目を迎え、復元から新たな復興に努力されている皆様に改めて敬意と感謝を申し上げます。

日本の昨年は、年末京都清水寺住職の一文字で表現された「金」の通り、ロンドンオリンピックで過去最高の38個のメダル獲得と山中伸弥京都大教授のノーベル賞授与の光った年でした。しかし震災復興は、2月10日霞ヶ関に復興庁、仙台に復興局は発足しましたが計画通り進まず、年末の総選挙で自民、公明が3年半振り与党に復帰、安部内閣が誕生、日本の政治、経済、社会各方面において日本人の絆を強め国家危機を突破する時代迎えております。

今年の干支は「発巳(きし)」(みずのと・み)で、俗に言う「み」の年であります。巳は動物の像形文字で蛇の形を表わし、十二干の六番目方位は南東、時刻では、午前9時から11時の2時間を指します。今まで冬眠していた蛇が、春の陽気に地上に這い出し、古い殻を脱皮し、新しい姿で積極的、弾力的、粘り強く生きると言われ、発巳の年は、基準、法則にそうい道筋を通し、抵抗にあっても進取創造的に物事を推進する年と言われています。

今年は、中国、韓国、北朝鮮等の日本の隣国のリーダーが交代する激動の年が予想されます。日本においては、震災地の復興が一番、その中核となる宮城は、観光の発展が目玉。きたる4月から始まる仙台・宮城デスティネーション(DC)の成功を目標に、県、市町村、関係諸団体、宮城絆大使等と連携をとり、上村理事長を中心に会員の絆を更に強め、創意工夫、自己研鑽の上復興に努力しましょう。


次回は、財団法人東北ニュービジネス協議会 常務理事 島津 紀夫氏